「AIで業務が変わる」とよく言われます。ですが、いざ自社のこととなると「具体的に、どの作業が、どこまで変わるのか」がイメージしづらいのではないでしょうか。
セミナーや記事は概念や可能性を語りますが、実際に動くものを見せてくれることは多くありません。結果として、「便利そうだが、うちの何に使えるのか分からない」まま止まってしまいがちです。
そこで本記事では、T-WORKSが実際に構築してきた 業務AIの実装事例を12種類、機能別にまとめました。どれも「概念」ではなく、入力から出力まで動くものとして作ったものです。自社の困りごとに近いところから読み進めてください。各事例の詳細ページでは、扱うデータ・処理の流れ・想定される効果を具体的に紹介しています。
なお、AI業務改善の全体像(どのレイヤーで考えるか)は「AI業務改善とは何か — 3つのレイヤーで考える」で整理しています。
まず「どの業務をAI化するか」を決める
12の事例に入る前に、ひとつだけ大事な前提があります。AI導入で成果が出るかどうかは、「AIを入れること」ではなく「どの業務をAI化すると一番効くか」を決めることで、ほぼ決まります。
人手も予算も限られる中小企業では、流行りのツールを全社に配るより、「毎週・毎月くり返している、時間を食っている作業」を一つ選んでAI化するほうが、効果が明確に出ます。何から手をつけるべきかは「中小企業がAI導入で最初にやるべきこと」で具体的に解説しています。
以下の事例も、ぜひ「これは自社のどの作業に当たるか」という目で見てみてください。
1. 資料・ドキュメント作成の自動化
会議や提案にまつわる「書く・まとめる」作業は、AIが最も得意とする領域です。
- 議事録づくり:録音や文字起こしから、要点・決定事項・ToDoを自動で整理。毎週の議事録作成にかかっていた時間を大きく削減します。→ 議事録自動生成システム
- 提案書・見積書のドラフト:過去案件やヒアリングメモをもとに、提案書・見積書のたたき台を自動生成。ゼロから書く負担をなくします。→ 提案書・見積書ドラフト自動生成システム
- 長文資料の要約・スライド化:分厚い資料やレポートを、要点だけのスライドに変換。読む・まとめる時間を圧縮します。→ 長文ドキュメント要約・スライド化システム
2. メール・文章作成の自動化
定型的な文章を「毎回ゼロから書く」のは、地味に時間を奪う作業です。
- 問い合わせメールの仕分け・返信下書き:受信した問い合わせを内容ごとに自動で振り分け、返信のたたき台まで用意。一次対応の速度を上げます。→ 問い合わせメール自動仕分け・返信下書きシステム
- SNS投稿の自動生成:発信ネタから投稿文と投稿カレンダーを自動作成。運用の手間を抑えながら継続できます。→ SNS投稿 自動生成・カレンダー作成システム
- 求人原稿・スカウト文の作成:募集要項から求人原稿やスカウト文面を自動生成。採用業務の文章作成を効率化します。→ 求人原稿・スカウト文 自動生成システム
3. 集計・レポートの自動化
数字や報告を「集めて・まとめる」作業は、自動化で最も効果が見えやすい領域です。
- 日報・週報の集計:バラバラに上がってくる日報・週報を自動で集計・要約。状況把握をすぐにできる状態にします。→ 日報・週報 自動集計・サマリー生成システム
- 月次レポートの作成:各種データから月次レポートを自動生成。毎月の定例レポート作成の負担を減らします。→ 月次レポート自動生成システム
4. 経理・データ処理の自動化
入力・転記といった「手作業の地獄」は、AIとOCRの組み合わせが効きます。
- 領収書・請求書のOCR→仕訳:紙やPDFの領収書・請求書を読み取り、仕訳CSVに変換。経理の入力作業を大幅に減らします。→ 領収書・請求書 OCR→仕訳CSV変換システム
5. 調査・ナレッジ活用の自動化
「探す・調べる・確認する」時間も、AIで短縮できます。
- 社内ナレッジの検索(RAG):社内文書をもとに質問へ答えるボット。「あの資料どこ?」を解消し、属人化を防ぎます。→ 社内ナレッジ検索ボット(RAG)
- 契約書・規約のレビュー支援:契約書や規約のチェックを支援し、確認すべき論点を洗い出します。→ 契約書・規約レビュー支援システム
- 競合・市場リサーチ:競合や市場の情報収集を自動化し、調査にかかる時間を圧縮します。→ 競合・市場リサーチ自動化システム
12事例に共通する「決めて、つくる」進め方
これらの事例は、いずれも同じ進め方で作っています。
- 決める(戦略):どの業務をAI化すれば、一番時間とコストが浮くかを、経営の目線で見極める。
- つくる(実装):AIと既存ツール(普段お使いの表計算・チャット・業務システム)を組み合わせ、実際に動くところまで作る。
提案書を出して終わりにも、言われたものを作るだけにもしません。「何をAI化すべきかを決め、動くまでつくる」 ── これがT-WORKSの基本姿勢です。私たち自身も、自社の経理や情報発信といった業務をこのやり方でAI化しながら運営しています。自分たちで使って効果を確かめたやり方だけを、お客様にご提案しています。
事例の一覧は実装事例ページでもまとめてご覧いただけます。
御社の業務でも
ここで挙げた12の事例は、あくまで一例です。御社には御社の「毎週・毎月くり返している、時間を食っている作業」があるはずです。
「うちのこの作業、AIで楽にならないだろうか」── そう感じる業務が一つでもあれば、まずは気軽にご相談ください。御社の業務でも、何をAI化すべきかを一緒に決めて、動くまで作ります。無理な売り込みはいたしません。
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